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後遺症・後遺障害等級が認定されてしまった事例集

交通事故・労災事故・通勤災害における事故などによるものです。

自戒の念を込め、敢えて記録に留めます。


むち打ち症


頚椎捻挫・頸椎捻挫

症状固定時38歳、女性、パートタイムの主婦(家事従事者)、熊谷市在住。

【交通事故の状況】追突事故の被害者(通勤途中の事故、通勤災害)。

「後遺障害診断書の内容」

【傷病名】 頚椎捻挫。

【自覚症状】頚部痛。

【精神・神経の障害、他覚症状および検査結果】頚椎レントゲン検査にて頚椎生理的前弯の消失、頚椎MRIにてC2/3~c5/6間の椎間板の変性を認める。

ジャクソンテスト(-)、スパークリングテスト(-)、知覚障害(-)、左右上肢腱反射正常、頚部の筋緊張を認める。

【障害内容の増悪・緩解の見通しについて】症状固定。

【後遺障害等級認定結果】14級9号(局所に神経症状を残すもの)。


頚椎椎間板ヘルニア

症状固定時45歳、男性、個人事業主(自営業)、熊谷市在住。

【交通事故の状況】追突事故の被害者(仕事中の労災事故)(労災保険の特別加入者)。

「後遺障害診断書の内容」

【傷病名】 外傷性頚部症候群、外傷性頚椎椎間板ヘルニア。

【自覚症状】頚部痛、右上肢に常時しびれがある。右母指・右示指・右中指の痛み・しびれが強い。

【精神・神経の障害、他覚症状および検査結果】頚椎レントゲン検査にて頚椎c6/7椎間板狭小、頚椎MRIにてC5/6・c6/7脊柱管狭窄。

ジャクソンテスト右(+)、スパークリングテスト右(+)、右上肢知覚障害。

【障害内容の増悪・緩解の見通しについて】右上肢(c6-7)のしびれ、投薬を継続しても残存しており、右上肢巧緻機能低下進行する可能性があると考える。

【後遺障害等級認定結果】12級13号(局所に頑固な神経症状を残すもの)。


外傷性頚部症候群

症状固定時27歳、女性、会社員(派遣社員)、深谷市在住。

【交通事故の状況】交差点内で出会いがしらの交通事故。

「後遺障害診断書の内容」

【傷病名】 外傷性頚部症候群。

【自覚症状】頚部痛、めまいがある。

【精神・神経の障害、他覚症状および検査結果】頚椎レントゲン検査にて頚椎生理的前弯の消失、頚椎MRIにてC5/6・c6/67間の椎間板の変性あり。

ジャクソンテスト(-)、スパークリングテスト(-)、知覚障害(-)、左右上肢腱反射正常、頚部の筋緊張を認める。

【障害内容の増悪・緩解の見通しについて】症状固定。

【後遺障害等級認定結果】14級9号(局所に神経症状を残すもの)。


腰椎捻挫(腰痛)

症状固定時32歳、男性、会社員(給与所得者)、熊谷市在住。

【交通事故の状況】追突事故の被害者(通勤途中の事故、通勤災害)。

「後遺障害診断書の内容」

【傷病名】 腰椎捻挫。

【自覚症状】腰部痛が続いている。

【精神・神経の障害、他覚症状および検査結果】腰椎レントゲン検査にてL4/5に経年性の変性所見あり、腰椎MRIにてL4/5間の椎間板の変性を認める。

ラセーグテスト(-)、知覚障害(-)、左右腱反射正常、腰部の筋緊張を認める。

【障害内容の増悪・緩解の見通しについて】症状固定とする。

【後遺障害等級認定結果】14級9号(局所に神経症状を残すもの)。


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